今回の目玉 大陸製 タイガーフォーチュンの110cc(107cc)エンジンです 大陸製品は信頼性に欠けますが ヤマモトモータースと言うショップが輸入し そのまま販売ではなく 各所 調整、加工されている物なので 信頼性は上がっています
カブは頑丈 丈夫と言う事が伝説的になっていますが それはかなり大げさで 実際は壊れます 突然走らなくなるような故障は少ないかもしれませんが 機械ですから走行距離や使われ方に伴う故障は当たり前に起こります 今回 元のエンジンをボアアップして使おうと考えていましたが 3速エンジンで更に程度も思わしくない状態でしたので ダメ元で 大陸エンジンをチョイスしました
新品はやはり良いですね
取り付けはポン付け 何一つ加工は要りません
キャブは前回リトルカブにも使った これまた大陸製 インマニも同様です パワーフィルタータイプのエアクリは音が大きくなるので私の好みに合いませんしセッティングが難しいのでエアクリはヤマモトモータースさんが販売しているカブ90タイプと言う純正品と同じ形の物をチョイスしました
エンジンを載せれば 後は走るだけと言いたいところですが 今回一番の難所がハーネスの取り回し バーハン化したことで 元々ハンドルカバー部分に押し込まれていた物をどこに持ってくるか...レッグシールドを取り付けるので こんな感じでも良いかと思っていましたが
この状態では レッグシールドが取り付け出来ない事が判明.....(汗
悩みに悩んで 結局アルミのケースを取り付けそこへ配線を格納 どうにかレッグシールドを取り付ける事が出来ました
そして こんな感じに
まあまあ自分の思っていたスタイルになりました 早々に役所へナンバーをもらいに行き 試験走行
排気量が107ccと言う事もあるのか キックはかなり重たく 気合いが要ります エンジンは問題なく始動 エアクリやアウトスタンディングのモナカマフラーで音はとても静かです
専用設計された107ccエンジンの走りは力強く ボアアップされた物とは別物です 坂道もグイグイ上ります エンジンチョイスは間違っていなかったようです(今後すぐに壊れなければ)
試験的に近所を走り回り 問題も出てきました
バーハン化したことで ハンドルのポジションがかなり下がりました それに対して シートは社外品ですが 純正と変わらない厚み 平坦地を走るだけならあまり問題はありませんが 下り坂になると ハンドルにかける手を突っ張っていないと 前に倒れかかる状態になってしまいます またシート形状がダックテールタイプなので さらに拍車がかかります ハンドルをアップタイプにすれは良いのですが スタイル的にはこのバーハンドルが気に入っていますので シートを低くする方向で検討しようと思います
さらに
フェンダーにタイヤが当たって擦れています タイヤをミシュランの物に交換した事で太くなっているのと このフロントのパーツの幅が少し狭いようで フェンダーを挟み込み力が加わり フェンダー幅が細くなっています 純正タイヤなら大丈夫だったとは思いますが 今更 純正タイヤに交換するのは馬鹿らしいので この部分を削って広げるしか方法はないでしょう
この部分は金属製で さらにこの部分を外すには フロント周り ハンドル周りを全てバラさないと外れません(涙
問題はこれだけではなく ブレーキが効かなかったり チョークがつけられなかったりと まだまだ沢山あります まともに走るには まだまだ時間がかかりそうです
★一番の問題は寒さ 作業場に暖房がなく 長時間の作業が出来ず なかなかはかどりません