CBX125 カスタム
最近 私がはまっているアメリカのテレビドラマ 「ウォーキングデッド」 その中に出てくるダリルと言う登場人物の乗っているバイクが とても格好良いのです
よくあるチョッパースタイルなのですが 履いているタイヤは オフタイヤで雰囲気がマッドマックスや北斗の拳風でしびれます
これ
ハーレーではなく古いトライアンフベースだそうです そこで私もソレっぽいマシンが作りたくなり ベース車を探していました
条件としては
★125cc ◆車検が無く 維持費が安い ある程度のサイズが欲しい
★安い ◆これはいつものこと
★ボロくて汚い ◆ぶった切ったりすることに心が痛まない
★アメリカンもしくはアメリカンぽい ◆大がかりな車体の改造が出来ないため
そんな時 オークションにて 即決2万円!!と言う文字を発見 出品地は広島
あれこれ考えていては誰かの手に渡る 速攻で落札しました
早々に高速道路を走り福山市まで引き取りに行きました
これです
HONDA CBX125カスタム
アメリカンな125です 格好良いのか悪いのかとても微妙なマシンです
うーん 最近はやりのアメリカンスタイルではなく古いちょっとイケてない感じが なんとも言えません
125ですが結構大柄な車体
嫁さんのスポーツスターと並べてみましたが 125とは思えません
とりあえずエンジンはかかりますが フロント、リアともショックは抜けています シートに破れもありサビも多く これなら思う存分 無茶できそうです
本来はすぐにナンバーを取るつもりはなかったのですが 嬉しいことに 自賠責も1年以上付いていましたので 役所へ行きナンバーをもらいました 任意保険はファミバイに入っているので新たな出費はありません 125の嬉しい特権です
近所を走ったところ.....ショックが前後抜けているのでフワフワ またフワフワとは別に機関車のように走りがギクシャクします エンジンを高回転まで回すとギクシャクは収まります うーん 何が原因でしょうか?
そこで キャブを掃除することにしました 私はここで初めて気がついたのですが このマシン 単気筒なのにキャブが2ヶ マフラーが2本あります?
プライマリーキャブと言って低速と高速でキャブを分けて使っている様な仕組みだそうです
キャブは外見はボロボロでしたが 普通に乗っていたと言う事もあり中身は詰まりもなく綺麗な状態でした ギクシャクした状態は前の持ち主の時からあったそうです
何度か乗ってギクシャクした走りを気にしながら走ったところ 何となく原因が思いつきました 2つのキャブの受け渡しがスムーズ行われていないのではないかと言う事です
そこでアクセルワイヤーをチェックすると
長さが違います この部分は長さが同じでないとダメとネットにありました やはりこの部分でしょう
アクセルワイヤーの分岐部分に調節するネジがあるので そこで調整し同じ長さに
ここで大間違え!!
このワイヤーの調節はアクセルをいっぱいに開けた時に行うのが正解でした
今一度 やり直し アクセルを開けた状態でワイヤーの長さを揃えました 揃えたのは良いのですが はじめの状態に戻っただけ(汗
ですが 機関車の様なギクシャク感は収まりました キャブ清掃も効いたのかもしれません ですが2万キロ近く使われたマシンですから 振動やガラガラ感は消えません
スタイルから低回転でのんびり走るイメージでしたが 結構回さないとキビキビした走りが出来ません このあたりは所詮125ccと言う事でしょう
この少し古くさいアメリカンスタイルですが 乗り心地は抜群で足付きは良く 厚いシートも良い感じ ハンドルポジションも楽ちんです このまま純正スタイルでも良いかもと思ったりもします
ぶった切るか サビを落とし塗装して純正のまま乗るか いずれにせよ 面白いオモチャが手に入りました かなり遊べそうです