■トラブル症状
★通常始動は問題なく セルもスムーズにまわり エンジン始動が可能 走行後 エンジンが熱くなると エンジンがかからなくなる セルが廻りにくいと言った感じの症状 エンジンが冷えると問題なかったようにエンジンは始動するテストコース10キロを走行するとこの症状が現れる テストコースは 信号の少ない登りと下りで 渋滞はない
セルモーターを分解、清掃 ブラシはしっかりあり ブラシのすり減りではない
以前の組み付けが悪かったのか セパレーターに歯車のキズを発見 しっかりと組み付けたので問題ないと思われる セルのパッキンが劣化しボロボロ 回転に支障の出る部分では無いので 問題はこれではないと思われる スターターリレーの劣化も疑ったが 冷えているときは 問題ないので リレー劣化の可能性は薄い
バッテリーは以前 完全に上がった事があり 洗浄後 電解液を再度入れ復活させた物 中華製 始動時は勢いよくセルが回るが 中華製のため 信用は出来ないが エンジンが熱くなっていないときは 勢いよくセルが回る
元が教習車のため 大きなオイルクーラーが取り付けてあり 熱だれには強いと考えられる クーリングファンも付いているが 夏本番でないため 現在はオフの状態
何度かテストしていると 発見したことが エンジンが熱くなり上記の症状になったとき アクセルを開けて セルを回すとエンジンがかかる
ただし 10キロのコースを走っただけなので それ以上の時の場合は不明
エアクリーナーを外してエンジン始動を試みるが 始動せず アクセルを開けてセルを回すと始動する そのことからエアクリーナーの詰まりではないと判断
オイルクーラーのクーリングファンを回してテスト 状態変わらず
バッテリーを新品に交換 しかし状態に変化なし
そこで最終手段 パルスジェネレーターのセンサーを交換することに致しました
この部分の故障はRC42にはよくある症状の様です 以前 抵抗値を計り問題なかったのですが 温度変化により 状態が悪くなったりするそうです
久々にタンクを外します
ご開帳
センサーを外して気がついたのが 今回届いたセンサーのコネクターと 元々のセンサーのコネクターが違います 元々は3ピン 今回は4ピン (汗
センサーからのラインは同じなので 4ピンコネクターをばらし 必要なラインを3ピンコネクターに組み替えました 4ピンは後期の物かもしれません
ぱっぱと組み付け テストコースを エンジンが熱くなるよう 高回転で走り回り
そして........エンジンをいったん切り
再始動
.............結果は 全くかわりません(涙 もうお手上げです
アクセルを開けて セルを回せば 全く問題なくエンジンはかかりますから このマシンの癖と言うことで 付き合って行こうと思います あきらめました
アクセルを開けてからなら始動出来ると言うことは キャブも怪しいです 手に入れてから 一度もキャブをバラして掃除していないのも 気になります
★ジェットのみ清掃
キャブの分解清掃よりもキャブを取り外すのが 超めんどくさいので 今の時点でやる気はおきません 今回のトラブルは 空冷マシンにはよくある事のようですし このマシンの癖と言うことで 気長に付き合って行こうと思います
やれやれ くたびれました