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Channel: ドライブインレーサー Frog Rider
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教習車の宿命

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私のCB750 RC42は 元々は 教習車 市販の物とは違います
スペック的に 劣るのは 
圧縮比が低く 最高出力が低いのと タイヤがバイヤス 荷掛けフックが付いていない ギヤ比が低い等々
逆に オイルクーラーが大きかったり、ファンが付いていたり クラッチが油圧だったり 足つきが良かったりと
市販車より 勝っている点も多いんです

イメージ 1

なのに なぜ敬遠されるのか?

それは やはり教習所で使われていたと言う事が 一番の原因でしょう

私の通っていた自動車学校は 大型教習車としてヤマハのXJR1300でした 女性の小柄な人用はCB750 RC42でした
思い出すに 私は何回 教習車を転かしたか? 
10回ぐらい転かしたような気まします(汗 XJR1300は重たかったので.....

そう考えると 教習車は1日平均 一体何回 転けるのでしょうか? 

この辺りが 皆さんが 教習車をいやがる原因の一つでしょう

更に ダラダラと低速でしか走ら無いと言う特殊な走り方 これで変にカーボンが貯まるのか 白煙が出るマシンが多いみたいです

ただし 教習車にはガードが付いていますから 転けても転けても ボディに大ダメージは起きません 特にCBのカードはしっかりしていて 
意外と教習車は無茶苦茶な凹みがある物が少なかったりします 私のマシンは タンク凹みも無しでした
また 殆どが立ち転けですから フレーム痛んでいたりと言う物もありません

白煙ですが 私のマシンのように 走行距離があまり長くない場合は 信頼できるメーカーのケミカル用品で直る場合もあります
★ 白煙が出たからと行って 即壊れるような ヤワなマシンではありませんが

とは言った物の もう一つ通常とは かけ離れた使い方を されています
それは

エンジン始動の回数です

1時間の教習中に エンストや教官の指示でエンジンの始動停止を繰り返します それが1日 1年と言う事になれば 
一般で使用されているマシンの何十倍か セルモーターを使っていることになります

実は私のマシン 今度はエンジンがかからなくなりました(涙 
原因は間違え無くセルモーター
キーを回してセルのスイッチを押すと カッチと音はしますが セルモーターが回りません 
カッチと音がしますから リレーは大丈夫のようです

そこで分解です

今回は流石に 中古と言うわけにもいきません またホームセンターで 何かのモーターブラシを代用しようと思いましたがやめました

純正パーツを用意
イメージ 7

セルモーターは 簡単に外せます 
イメージ 2

イメージ 3

更に分解
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汚!! コレでもぱっと汚れをおたした状態 

そして問題のブラシは........
汚!!汚!!汚!!汚!!
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新品と比べると.......

ブラシが半分ぐらいありません!!
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ちなみに今回エンジンがかからなくなったのは 通常ブラシをバネで押し出すのですが その部分が固着していたようです

★分解せずにハンマーで叩いてもとりあえず 直ったかもしれません

組み直し後始動!!
軽快にセルはまわり問題解決です 
教習車ベースマシンを手に入れた場合 ここは一番に交換しておいた方が無難です

私は坂道で 燃料が無くなり エンジン停止->コックをリザーブ切り替え始動->セルが回らない->坂道を下り 押しがけ と助かりましたが 始動に不安を持って走るのは気が気ではありませんから

また 以前このブログで is1**003*さんよりご指摘があった メーターの位置を すこし下げてみました

イメージ 8

超自己満足ですが メーターとパグアイプロジェクターの隙間が少しせまくなりました

イメージ 9

何処が変わったか 他人には全く解らないでしょう(汗

と喜んで 近所を走っていましたところ 信号待ちで 変な臭いが.......

イメージ 10

駐車場にて チェック......
ガソリンが漏れていました..........タンクに穴? ホース破れ?......
タンクとコックを止めるナットが緩んでいただけでした ┐(´д`)┌ヤレヤレ

後は ヘタっているであろう リアショックを交換と 荷掛けフックの取り付けで 教習車色は消えるでしょう






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